雪の街・横手に集う、温もりあふれる毛と糸の祭典
秋田県横手市、雪が降り積もる静かな冬の季節に、心まで温かくなるような特別なイベント「毛と糸の市」が開催されます。このイベントは、その名の通り「毛」と「糸」をテーマにしたクラフトフェアで、全国各地から選りすぐりの作家たちが集います。会場となる秋田ふるさと村のドーム劇場は、作り手たちの情熱と来場者の笑顔で熱気に包まれます。ニット、刺繍、織物、フェルトなど、素材の持つ温かみを最大限に活かした作品が所狭しと並ぶ光景は、ハンドメイドファンにとってまさに夢のような空間です。完成された作品の美しさはもちろんのこと、その背景にある作家の技術や物語に触れることができるのも、このイベントの大きな醍醐味です。冬の寒さを忘れさせてくれるような、ほっこりとした時間を過ごしに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
イベントの特徴と魅力
「毛と糸の市」の最大の特徴は、何と言ってもその専門性の高さにあります。一般的なクラフトフェアとは異なり、出展される作品はすべて毛糸や糸、布などを素材としたものに限定されています。そのため、編み物や織物、刺繍などが好きな方にとっては、自分の好みにドンピシャリな作品と出会える確率が非常に高いイベントと言えるでしょう。
会場には、作家の手によって丁寧に作られた手袋やマフラー、帽子などのニット製品をはじめ、繊細な刺繍が施されたブローチやバッグ、温かみのあるフェルト雑貨など、冬の暮らしを彩るアイテムが勢揃いします。また、作品の販売だけでなく、毛糸や染糸、編み図、織り機といった「材料や道具」を扱うブースも充実しているのが嬉しいポイントです。創作意欲を刺激する珍しい素材や、プロが愛用する道具に出会えるかもしれません。
さらに、作家本人から直接手ほどきを受けられるワークショップも開催されることがあり、見るだけでなく「作る楽しさ」も体験できます。作り手と使い手、そして作り手同士が「毛と糸」を通じて交流し、新たなインスピレーションが生まれる場所。それが「毛と糸の市」なのです。
会場の魅力
開催地である「秋田ふるさと村」は、秋田の魅力をまるごと体験できる全天候型のテーマパークです。会場となる「ドーム劇場」は広々とした屋内施設であり、外がどれほど雪深い日であっても、暖かく快適にイベントを楽しむことができます。天候を気にせず、ゆっくりと作品を見て回れるのは、冬のイベントとして非常に大きなメリットです。
秋田ふるさと村の敷地内には、イベント会場以外にも楽しめるスポットがたくさんあります。秋田の郷土料理を味わえるレストランや、特産品が揃うお土産売り場、さらにはプラネタリウムやトリックアート美術館なども併設されており、一日中遊んでも飽きることがありません。イベントの合間に、きりたんぽ鍋や稲庭うどんなどの秋田グルメでお腹を満たすのもおすすめです。
また、横手市は「かまくら」で有名な雪国です。会場への道中で目にする真っ白な雪景色も、この季節ならではの風情として旅の思い出になることでしょう。広大な無料駐車場も完備されており、車でのアクセスも安心です。家族連れや友人同士、もちろんお一人様でも、それぞれのペースで充実した時間を過ごせる素晴らしい会場です。
来場者へのメッセージ
厳しい冬の寒さの中でこそ、手仕事の温もりが恋しくなるものです。「毛と糸の市」には、作家さんが一針一針に心を込めて作った、世界に一つだけの作品たちが待っています。誰かのお手製のもの、長く大切に使いたくなるもの、そんな特別な出会いがきっとここにはあります。
お気に入りのマフラーを見つけて身につけたり、素敵な毛糸を買って自分で編んでみたり。このイベントで見つけた「毛と糸」のアイテムは、あなたの冬の暮らしをより豊かで温かいものにしてくれるはずです。作り手との会話を楽しみながら、宝物探しをするような気持ちで、ぜひ会場を巡ってみてください。雪の街・横手で、皆さまのお越しを心よりお待ちしています。
クラフトフェア情報
開催日:2025年12月13日(土)・14日(日)
会場:秋田ふるさと村 ドーム劇場
入場料:200円(高校生以下無料)
飲食ブース:会場施設内に飲食店多数あり
雨天時:屋内開催のため雨天・雪天決行
クラフト作家・出展者向け情報
応募方法:公式サイトまたはメールにて受付
出展料:2日間 6,500円(2024年実績)
ブース数:約50ブース
注意事項:毛や糸を素材とした作品、または関連する材料・道具の展示販売に限ります。
アクセス情報
バス:横手駅東口より「ふるさと村」下車すぐ
自転車:駐輪場あり
駐車場:あり(無料・3000台)
宿泊:横手駅周辺にホテルあり
※このページは内容を保証するものではありません。詳しい必ず主催者のサイトでご確認ください。



