第20回final阿蘇アート＆クラフトフェア

木造校舎に、阿蘇の「手しごと」が集う最後の3日間

阿蘇・根子岳のふもとにある木造校舎「阿蘇フォークスクール」を舞台に、今年でフィナーレを迎えるクラフトの祭典が開催されます。会期は2025年10月11日（土）〜13日（月・祝）。時間は10:00〜17:00（最終日のみ16:00まで）。会場は旧上色見小学校の校舎や体育館、グラウンドにブースが広がり、木工・陶芸・金工・革・布小物・アクセサリーなど、多彩な手仕事がずらり。今年は阿蘇の名物「あか牛BBQ」も復活予定で、作品鑑賞と一緒に阿蘇の味も楽しめます。10月12日（日）は「マイナビ ツール・ド・九州2025」による交通規制が予定されていますので、時間に余裕をもってお出かけください。家族や友だちと、阿蘇の秋風に包まれながら“最後のクラフトフェア”を満喫しましょう。

イベントの特徴と魅力

20回の歴史に幕を下ろす今回は、まさに集大成。応募・選考を経たクラフト作家が全国から集い、校舎内外に約115ブース（募集規模）をレイアウト。手に馴染む器、暮らしに寄り添う木工、使うほど表情が深まる革製品、日々を彩るアクセサリーまで、作家本人と対話しながら選べるのがいちばんの魅力です。作品の背景にある素材選びや技法、阿蘇で受けたインスピレーションの話も直接聞けるので、あなたの「好き」がぐっと明確に。さらに最終回ならではの限定アイテムやコラボ作品に出会える可能性も。食のブースでは、阿蘇の人気グルメ「あか牛BBQ」も登場予定。お腹も心も満たされる3日間です。

会場の魅力

会場の阿蘇フォークスクールは、1951年に建てられた木造の旧上色見小学校。木の香り、磨かれた床、黒板のある教室——どこを切り取ってもノスタルジックで温かい空間です。晴れた日は校庭から力強い根子岳の稜線を望め、屋外ブースを巡るだけでも気持ちいい散策に。屋内ブースも多く、天候に左右されにくいのも安心ポイント。校舎ならではの距離感で作家とおしゃべりしながら、作品の細部までじっくり見られます。写真映えするスポットも多いので、思い出づくりにもぴったり。

来場者へのメッセージ

20年間続いた阿蘇のクラフトフェアは、今回がラスト。お気に入りの一点を探しに来るのはもちろん、「つくり手と話す」「使い方を聞く」「素材を知る」といった体験そのものが、日常を少し豊かにしてくれます。阿蘇の自然と木造校舎、そして手しごとが響き合う特別な3日間。初めての方もリピーターさんも、ぜひ“最後の阿蘇クラフト”を見届けに。12日（日）はサイクルロードレース開催に伴う交通規制が予定されているため、迂回・時間調整のご準備をお忘れなく。

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